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◆粗食のすすめ |
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幕内秀夫・著/新潮社文庫/562円 |
ベストセラーにもなった本ですので、ご存知の方も多いと思います。
私は健康の基本はすべからく食の上に成り立つもの、つまり医食同源という考えの人ですから、こうした「食」にまつわる本は大好きで、よく目を通しています。
しかし、様々な健康関連の本を読んだりして、食と栄養というものを突き詰めていくと、同じ食材なのに、片方では「○○が多く含まれているから食べない方がよい」と言われ、もう片方では「○○が多く含まれているから食べた方が良い」というジレンマにどこかで必ずぶち当たってしまいます。
そうした迷いをこの本は一掃してくれるはずです。
日本におけるホリスティック医学のパイオニアである帯津良一先生と共に築き上げてきたその栄養学の理論と、幕内氏自身の経験と実践に基づいた食への造詣はとても深く、また、充分説得力のあるものです。
この粗食は、プロ野球現役最年長選手でありながら巨人軍の第一線で活躍している工藤公康投手も取り入れている事で知られています
工藤投手は野球選手としては限界を超える43歳という年齢であるにもかかわらず、肉体年齢は未だ30歳程度の状態を維持していると言われています。
そのことからもこの粗食の素晴らしさはお解かりいただけると思います。
私自身も100%とは言えませんが粗食中心の食生活に切り替えたところ、すこぶる体調が良くなったのを実感しています。
是非皆様にもこの本を読んで、日本人に合った正しい食の知識を深めてほしいなぁと思っています。
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