|
|
|
◆体はこうして癒される
|
|
|
大塚 晃志郎・著/サンマーク文庫/581円 |
この本との出会いは、近所の古本屋さんで、何か良い本が売ってないかな?と、たまたま手に取った本がこれだったという偶然からでした。
元々250頁程度の文庫本ですから、正直、それほど期待もしてませんでしたし、気負いも無くパラパラと読み始めたんですが、開けてびっくり玉手箱とはこのことでした。
とっつきにくい自然治癒力の話を本当にわかりやすい例えで説明してあって、どんな人が読んでもしっかりと理解できるような内容で書き記してあります。
正直、自然治癒力の事をある程度学んだ人からすると少々物足りない内容である事は否定できませんが、初めて自然治癒力というものに足を踏み入れた人には本当にわかりやすい初心者向けガイドブック的な仕上がりになっています。
上記にあるアンドルー・ワイル博士の「癒す心、治る力」と内容的に類似する部分は多いのですが、ワイル博士の本が中級者向けの本だとすれば、この本は、初級〜弱中級といった感じでしょうか?
自然治癒力の話なんて難しそうだ・・・とお考えの方や、何も知らないけど自然治癒力についてこれから勉強してみたいという方のきっかけ作りには最高の一冊だと思います。
また、ある程度自然治癒力を学んだ方も「なぜ人の体は治癒するのか」という原点を見つめ直すのにはうってつけの本であると言えるでしょう。
逆に、これほどわかりやすく自然治癒力について述べられた本を探そうと思っても、なかなか見つかるものではありません。
そういった意味においても貴重な一冊だと思います。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|