|
8/26 (Sun)
暑いよ〜
( ̄△ ̄;
というわけで、この猛暑にオツムが少々イカレポンチの細川てんちょでゴザイマス。
まー、なんせこの暑さなんでテンション下がりっ放しですが、皆様はお盆休みを利用してどこか旅行にでも行かれたのでしょうか?
店長はお盆期間は仕事でしたので、今週頭から4日ほど休暇を頂いて、実家に帰省してまいりました。
ちなみに私の実家は栃木で、カミさんの実家は千葉なんですが、それぞれの家に帰省する関係で、どちらの家にも正味二日程度しか居られません。
そんな訳でのんびりと羽を伸ばすという感じではないんですけどね。
それと、せっかく帰省した時くらい少年時代の思い出の場所なんかに行きたいなぁ〜なんて思ったりもするんですが、なにかと時間が無くて、そういった場所には思うように足を運べなかったりします。
しかし、今回はどうしても学生時代に足しげく通った餃子屋さん(正確には中華料理店)の餃子が食べたくて、兄に無理を言って車で連れて行ってもらいました。
店長は栃木の出身ですが、宇都宮市民ではありません。
ですが、宇都宮の高校に通っていたので、学校帰りによく餃子を食べたりしてました。
やはり多感な高校時代に食べた味というものは深くDNAに刻まれているんですよねぇ(笑)
ちなみに世間一般的には宇都宮=餃子というイメージらしいんですが、自分が学生時代には宇都宮が餃子の街だなんてこれっぽっちも騒がれていませんでした。
まぁ、確かに餃子専門店も昔からありましたし、自分自身もよく食べてたとは思うんですが、餃子の街って言うほどのものではないような気が・・・(笑)
それに、自分が学生時代に足を運んだ限りでは本当に美味い餃子を食べさせてくれるお店は宇都宮には片手で数えるくらいしか無かったように思います。
ですから、宇都宮が何でこんなに餃子で有名になったのか全然わからん・・・というのが正直なところ。
ついでに言うと、よくドライブインとか高速のサービスエリアとかで「本場・宇都宮餃子!」っていう大ぶりな餃子が冷凍で売ってたりしますけど、あんなもん宇都宮で見た事無い(笑)
宇都宮って名前つければそれなりに売れるのかもしれませんが、現地民としては何でもかんでも餃子=宇都宮っていうイメージで商売するのは何だかなぁ・・・って思いますです。
ま、それはさておき、細川てんちょのマイ・フェイバリットギョーザなんですが、宇都宮のパルコをちょっとJR宇都宮駅寄りに行ったあたりの横道にある「ふんよう菜館」という小さな中華料理店の餃子でゴザイマス。
ネットで検索してみたら何気に隠れた餃子の名店扱いになっていて正直びっくりしました。
私が学生の頃は、知る人意外は全然知らない・・・というより、知ってる人いるのかよ?っていうくらい本当の意味での隠れた名店だったんですが・・・
いやはや、インターネットというものは恐ろしいものですな。
まぁ、別に私はふんよう菜館の回し者ではございませんので、ふんよう菜館についての詳しい情報をお知りになりたい方は、おのおのネット検索して調べてみてくださいな。
ちなみにふんよう菜館の「菜館」は何て読むのか知らない人がほとんどで、ネット上では「ふんよう・さいかん」と紹介されている事が一般的なんですが、正式には「ふんよう・なかん」と読むのが正解。
学生時代にお店の親方に直接聞いて確認したことがあったので「なかん」で間違いない・・・はず・・・と思う・・・たぶん。
ま、そんな余計な無駄知識は置いておいて・・・
兄の車に揺られ、いざ宇都宮へレッツゴー♪
しばらくして念願のふんよう菜館に到着。
相変わらずやってるんだかやってないんだかわからないような店構え。
ちっちゃ〜く手書きの営業中の札がひとつぶら下がっているだけ。
はっきり言って内外装共に、かなり使い込んだ中華料理屋さんだなぁ・・・という油汚れ全開なのが素敵なお店なのでゴザイマス。
潔癖症の方は絶対に入ってはなりませぬ。。。
つーか、そういう人は、たぶんこの店には入れないと思われます(笑)
それにしても驚くべきは自分が学生時代の当時とほとんど変わらない内外装。
店に散らばる油の汚れ具合も20年前とさして変わらないというのもある意味ハイパー!
あの頃と何ら変わらぬ10席ほどのカウンターだけの狭い店内・・・
おぢさん懐かしくて涙がでちゃいそーですわよ♪
ここまできたら、注文するは思い出の品、ギョーザライス!
ギョーザライスと言っても、そういうメニューやセットがある訳じゃなく、単にギョーザとライスを注文するだけなんですが、その時「ギョーザとライス下さい・・・」じゃ店長的にはNGなのでゴザイマス。
やはりここはひとつ大きな声で「ギョーザライスください!」と宇都宮の真ん中で愛を叫びましょう♪
と、ゆーわけで、これが念願のふんようのギョーザライス↓
拡大写真はこちら→ポチッとな
ちなみに写真には写ってませんが醤油味のスープも付いてます。
よく見ると皿もお椀もところどころ欠けてるよ〜 (^_^; (写真は綺麗に写りすぎてますな)
でわ、早速いただきまーすでゴザイマスよ。
一口噛むと肉汁どっぱー♪ あぁぁぁぁ約20年ぶりの味わい♪
変わんないなー、ここの餃子は。
ふんよう独特のやや硬めに炊き上がっている噛み応えのあるご飯の上で餃子を食べると、そのこぼれた肉汁がご飯に染み込んでなんともナイス!
もう、空腹のワンちゃんにペディグリーチャムを与えたかのような勢いで、アッという間に完食♪
うまい・・・うますぎる。。。
んでもってこれだけ喰って390円(税込み)てのも安かろうて。
私の記憶が正しければ、学生時代に食べていた20年前と値段は変わってないはず。
ついでに言うと女将さんのテンションの低さも当時と全く変わっていませんでした(笑)
ん〜、ナイスふんよう♪
それにしても、20年前と何ら変わらないその味と店構えを今日まで貫くというのは、早々できる事ではありません。
何でも新しいことが良い事のような風潮が当たり前のこのご時世にあって、ふんよう菜館のようなお店は時代の流れに逆行しているのかも知れませんが、何も変わらない、何も変えていないという事はこれほど安心できるものなのかとつくづく感じました。
なかなか行けないけれど、また田舎に帰った時には足を運んでみたくなった細川てんちょでした。
是非、皆さんも宇都宮にお立ち寄りの際は足を運んでみてください。
なんだか宇都宮のグルメ紹介みたいになっちまいましたが、まぁ、たまにはいいでしょう。
カミさんの実家の千葉にも美味しいお店があるんですが、それはまた後日、マイ・フェイバリット御当地グルメ〜千葉編〜としてご紹介しようと思っています。
え?何?最近、日記のネタが無いからそんなの書いてるんだろって?
どうしてわかった!?(笑)
(津川雅彦・風) |
|