細川店長のつぶやき日記
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5月7日のつぶやき
5/7(Wed)

ガソリン税の暫定税率復活で、ものの見事にガソリン価格リバウンド。

タイミングの悪い事にGW直撃したせいもあり、国民は怒りと落胆で戸惑うばかり。

某、官房長官は「どのスタンドも(安い税率で仕入れたガソリンを)タンクいっぱいに貯蔵して備えていると思う。全部使われるのに1週間くらいかかるのでは ないか。連休中に一気に値上がりすることには多分ならない」という、とても世間ズレしている見解をぶち上げてましたけどね。

どのスタンドも高い税率で仕入れたガソリンを暫定税率廃止と共に赤字覚悟で放出したんだから、税率復活に併せて赤字分を穴埋めするように一斉に値上げすることは日を見るよりも明らかだと思うんですが・・・。

まぁ、末端で働く現場の営業努力とか金銭の苦労とか考える事もなく、タクシー代に億単位の血税を使い倒してたくらいスイーツな脳をお持ちの方々には考えが及ばなかったんでしょうね。

挙句に「金がなくて工事ができない」と国民に責任を擦り付ける始末理解を求めていました。

ていうか、暫定税率分は減るけど、ガソリン税は普通に入ってきているんだから、本来はそれでなんとかせいよ!と、言いたくなります。

確かに地方自治体からは道路整備にお金が無くて困っているという声も耳にします。

でも、財源確保の為に地方交付税を使い切ってる馬鹿は誰なんですかと聞きたい。

勿論、それは国もそう。

金(税収)が足りなければ必要以外のところに手を出さなければいい。

上物事業なんて無くたって政治はできる。

つーか、貯金しろよ。

子供だって貰ったお駄賃以内であれこれと計算して駄菓子買ったりするわけです。

欲しいものがあってもお金を貯めるまでは我慢するんです。

必要だからと借金してまで駄菓子買ったりしません。

でも、議員や官僚というのは金の概念が基本的に我々とは違うようです。

自分の懐に入る金(税金)は、所詮人の金なので、歳出を無駄と思っていないから始末が悪いこと此上無いです。

人の金とはいえ、お金を使い切る事に何の疑問も呈しないというのは神経構造を疑いたくなります。

今、2008年4月現在で、借入金及び政府短期証券を含む日本全体の債務残高は1083兆1786億円です。

国民一人当たりの負債額に換算すると848万1150円ということになります。

これをチャラにするには、一般的な夫婦子供二人という核家族だと3392万4600円支払う必要があります。

もちろん、お年寄りだろうが乳児だろうがニートだろうが例外なく、掛かっている借金です。

これは日本国の借金なのですから、強制であり、日本国民である以上、支払う義務があるのです。

と、言うより、国民が返す以外に方法がないのです。

ちなみに大勢の方々が支持した小泉政権時代に一番借入金(国債発行)が増え、加速度的に国の借金が増えてしまいました。

後期高齢者医療制度も小泉さんが「痛みに耐えてください」と導入した制度です。

ですから、支持した有権者は喜んで支払う心のゆとりを持ちましょう。

当然、暫定税率が復活したくらいで文句言ってはいけません。

自分で選んだ政治家が決議した事は自分の意思と心得てほしいです。

それにもまして投票にも行かず、政治に無関心な人間が政治家を非難するのは言語道断だと私は思います。

豊かでありたい、便利でありたいと誰しもが願っている事には違いありません。

でも、何かにつけて、自分のところだけ良ければそれでいい、都合が悪い事は国や人のせいにするというのはあまりにも幼稚で卑怯だと思います。

そういう思想が今日の歪んだ政治経済を生んでいるような気がします。

もう少し広く政治や経済に目を向けないと日本は本当にヤバイですよ。

将来が不安なのを誰かの責任に押し付けるのではなく、不安な世の中を構築したのはある意味自分自身の責任でもあるということを自覚して、政治や経済を見直す事が大切なんじゃないかなと思います。

・・・と。今日は真面目に語ってしまいました。

うはっ、、、つぶやき日記っぽくねぇ〜〜〜。