細川店長のつぶやき日記
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1月15日のつぶやき
1/15 (Fri)

■<食品安全委>こんにゃくゼリー「事故頻度はあめと同程度」

のどに詰まらせる事故の多い食品の安全性を審議している国の食品安全委員会の作業班は13日、こんにゃくゼリーについて「一口あたりの窒息事故頻度は、あめ類と同程度と推測する」との見解をまとめた。作業班は今後、事故を減らすための提言をまとめる。

作業班は、国内外の窒息事故の統計情報や、個々の食品の物理的特徴などを分析。食品ごとに一口あたりの相対的な窒息事故頻度をはじき出した。その結果、餅が最も事故の頻度が高く、あめ類、パン、肉類、魚介類、果実類、米飯類と続いた。

食品安全委員会によると、こんにゃくゼリーが原因の死亡事故は95年から08年7月まで22件報告されている。作業班は「リスクを科学的に評価することは困難」としながらも、事故件数などを踏まえ、危険性はあめ類と同程度と推測できると結論付けた。

また、作業班は、15~64歳の窒息事故が極めて少ないことに注目。事故を起こすかどうかの鍵として、摂食機能が発達途中の小児や、かむ力が低下した高齢者など、「事故の大きな要因は年齢にある」と指摘した。事故防止には、食べる際に一口の量を減らすことが重要としている。

(2010年01月14日毎日新聞より引用)


こんにゃくゼリーの件は以前にも熱く論じましたので、今回のニュースを見て改めて腹わた煮えくり返ってきた細川てんちょでございます。

研究班の分析結果として、危険度が飴玉くらいであると判断されたのなら、最も危険度の高い餅と、こんにゃくゼリーと同等の危険性を持つあめ類の製造は即刻中止せんといかんですよね?

少なくともマンナンライフ社はそうしましたよね?ていうか、させましたよね?

是非、どのようにされるのか消費者庁のお手並み拝見といったところですな。

ちなみに餅にも飴にも危険性に関する注意書きは全くされてない訳ですよ。

こんにゃくゼリーに関しては前々から

「子供と老人は喉に詰まらせる可能性が高いので、食べないで下さい」
「食べる際には少しずつ良くかんで食べて下さい」
「凍らせたりしないで下さい」

と、ご丁寧にカップ一つ一つにまでデカデカと注意書きしてある食い物なわけですよ。

で、一歳そこそこのお子さんに凍らせて与えた挙句、事故を起こし、それをコンニャクゼリーのせいだ!と言われたんですからタマランですわな。

そんな極めて理不尽でモンスターな訴えをされたにも関わらず、看板商品である蒟蒻畑の生産を完全に停止させ、一貫して真摯な対応をしたマンナンライフ社っちゅーのはたいしたもんだと思ってますですよ。

しかし、当時、消費者庁もマスコミも誰もマンナンライフ社を擁護する事はありませんでした。

これが正しい報道姿勢なのか?
正しい政治なのか?
人として未来の子供たちに誇れる社会なのか?

そう思うと本当に腹立たしいですし、残念な気持ちになってしまいます。

マスコミにしろ政治家にしろ、被害者を擁護する視点に立たねば後々面倒な事になりかねないっていうのはわかります。

でも、こんにゃくゼリー事故に関して一番の被害者はマンナンライフ社以外の何者でもないと思います。

訴えたご遺族には悪いですが、私は道理に反している事に賛同する事はできません。

ただ、唯一の救いは、このこんにゃくゼリーの一件に対して、世論の大半がこんにゃくぜりーのせいじゃない!って思っててくれた事でしょうかね。

とりあえず餅や飴にも業務改善の指導が徹底されないようであれば、蒟蒻畑を販売停止処分にした当時の野田聖子消費者行政担当相と野田大臣のバックで政治的な圧力与えてた支援団体も同罪ですので、マンナンライフ社に不当に与えた損益分を自腹で賠償してほしいですけどね。

それくらいしてもバチあたらんだろ。

料理作るのに包丁を使ってたらうっかり指を切っちゃて、危ないからと包丁メーカーを声高らかに訴えるような頭のおかしい人の声が取り上げられる風潮は本当に危険です。

そういうモンスターな輩が消費者庁を蓑にして暗躍するような世の中にだけは絶対になってほしくないと願うてんちょなのでした。