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10/10
(Sun)
いんやー、久々にF1で燃えたですわよ。
昨日の日本代表vsアルゼンチン代表戦のサッカーも激しく燃えましたが、今日の小林可夢偉の走りは本当に凄かった。
鈴鹿のヘアピンでパッシングできるドライバーなんてセナくらいしか居ないと思ってたのに・・・いやはや本当に驚きました。
チームマネージメントや戦略でほぼリザルトが決定してしまうような退屈な最近のF1にあって、可夢偉の神がかり的な走りにはただただ感動。
キレまくってたF3000時代の高木虎之助の走りを見ているかのようなパッシングシーン。
多少強引な所や無茶な飛び込みに見える部分もあったけど、あのアグレッシブさとギリギリのブレーキングコントロール能力の高さには度肝を抜かれたデス。
自分より下位のマシンにシケインでぴったり付いて行っても、ストレートエンドでスリップにさえ付けないほど非力なマシンを、あそこまで駆れるのはもう才能以外の何者でもないでしょうねぇ。
だいたいサイドポンツーン潰されてエアロバランス崩れてるはずなのに、その次の週にファーステスト&自己ベストって何だよ!(笑)
ザウバーっていかにエアロ駄目なのか証明しちまいましたな(笑)
今まで何人もの日本人F1ドライバーが居たけれど、彼は間違いなく条件さえ揃えば表彰台の真ん中に立つことの出来るセンスを持ち合わせていると思います。
日本ではモータースポーツの社会的地位や認知度が欧米諸国に比べてあまり高くありませんが、日の丸を背負って海外で戦う若者に、もう少しスポットを当ててもいいんじゃないかなと思うんですけどね。
世界を相手に対等に戦える才能を持った若きサムライの行く末をこれからも温かく見守って行きたいと思うてんちょなのでした。
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