発毛革命 〜自然治癒力で髪は蘇る〜

◆Chapter-4

高度経済成長期以降の日本では学校での昼食が給食になり、成長期の子供たちの誰もが栄養士さんに管理されたバランスの良い食事を摂る事ができるようになりました。

そして栄養価が高く、骨を丈夫にし、体に良い「完全栄養食品」と信じられ、給食に欠かす事のできないものの代表が「牛乳」です。

その栄養満点の牛乳を、当たり前のように毎日毎日飲んで、充分にカルシウムを摂っているはずの現代の子供たちが、転んだだけで骨折してしまうという軟弱な骨密度しか無くなっている現実を直視してください。

欧米諸国とは違い、元来、日本人は牛乳なんて飲んでいなかった種族ですので、牛乳を分解・吸収する役目を果たす腸内酵素がほとんど存在していません。
そのために、肝心の栄養は我々日本人の体には吸収されにくいのです。

それに牛乳に含まれているカルシウムは魚類などとに比較すると非常に少ない部類の食物なのです。
それなのにカルシウム=牛乳という図式が「当たり前」な事として未だに信じられているのです。

それでも中には牛乳は「完全栄養食品」であると主張する栄養士の方もおられます。

確かに牛乳には成長に必要な栄養素がバランスよく豊富に含まれていますから、彼らの主張も分からない事はないのですが、それはあくまで「子牛にとっての」と言う事に限られます。

そうです、人間の母乳が赤ちゃんの成育に最も適した栄養やホルモンバランスであるのと同じように、牛乳は子牛の成育に最も適した栄養価とホルモンバランスであるということです。
言い換えれば牛の母乳である牛乳は人間が飲むに適さないということです。

このように世間一般の「当たり前」が実は大きな間違いや俗説であったりすることは決して珍しいことではありません。
こうした歪んだ一般常識は我々の間に少なからず存在し、確実に根付いているという事実を多少なりともご理解いただけましたでしょうか?

ちょっと話がそれましたが、こうした間違った常識をベースとした育毛剤や発毛法が現実問題として本当に多いのです、というかほとんどのものがそうであると言えると思います。

つまり、従来の育毛・発毛の「当たり前」である「育毛剤の塗布」「薬剤の使用」「電気器具」等、いくら使ったところで根本的な部分で間違っている訳ですから髪なんて生えてくるはずありません。

はっきり申し上げますが、髪を生やすのは育毛剤でもなければ薬でもありません。

ヘッドスパだの頭皮のスカルプだのと銘打って必要以上に頭皮の脂を取っても髪にとって何一つ良い事はありません。

ましてや頭皮に通電させるなどという危険な行為はまさに愚の骨頂です。

髪を生やす最大の力は外部から与えられる物では決してありません。

あなた自身の体そのものから代謝され、分泌され、生産されるもの以外の何者でもないのです。

ですから育毛剤をいくら塗ろうが、薬を飲もうが、商品だけの力で髪を生やす事は非常に無理があるということです。

例え生えてきたとしても薬や育毛剤の投与を止めた段階で例外なくまた抜け毛は進行します。

しかも体に重大な副作用を貴方の体に残していくのです・・・

こんなものは発毛でも育毛でもなんでもありません、消費者を欺いたただの犯罪行為です。

少なくとも私はそう思います。

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