◆Chapter-2◆
薄毛や抜け毛でお悩みの方の大多数は、ただでさえ体質的に髪が抜け易い因子を持っているにもかかわらず、何も対処をしなかったり、間違った知識や技術で対処を施しているために一向に抜け毛・薄毛が改善しないという残念な結果となっているのが現状です。
では、間違った育毛ってなんだ?という事になろうと思いますが、まず、その前に一般的な薄毛・抜け毛の対処法について考えてみましょう。
◆育毛剤・養毛剤等の塗布 (医薬品・医薬部外品を含む)
◆薬剤の服用 (医者の処方薬・薬局での購入薬剤を含む)
◆育毛サロン等の施術 (専門サロン・一般理美容店を含む)
◆育毛用器具による対処 (加圧洗浄・皮脂除去・高/低周波通電・等)
もちろん、もっと多くの発毛・育毛手段は存在しますが、これらが薄毛・抜け毛に対する一般的な対処法であろうと思います。
どうでしょう?これらの育毛方法に心当たりのある方、何人かおられるのではないでしょうか?
では、単刀直入にお聞きします。
「その方法で髪は生えてきましたか・・・?」
生えてきていたらこのHPを覗いたりしてませんよね・・・愚問でした。
これ程までに文明が発達した現代において、化学の粋を集めた育毛剤、薬剤、器械・器具を使っても髪の毛一本、まともに生やす事すらできていないのです。
それなのに発毛・育毛となると誰もが必ず通る道であったりします。
そして結果が伴わないにもかかわらず、必ず心のどこかで
「どこかにいい育毛剤はないのかなぁ?」
「何でもいいから髪に効く薬はないかなぁ?」
という淡い期待を常に抱いている方が大半なのです。
そんな方々の期待に添えなくて申し訳ございませんが、我々の発毛理論には「薬剤」や「商品」だけで髪を生やすという概念はございません。
我々の基軸となる発毛法は「○○が髪に効く!」とか「○○すれば髪が蘇る!」という短絡的な計算式で成り立つ発毛方法ではないという事だけはご理解下さい。
そういうとどうしても「非科学的でうさんくさい」ということになってしまうわけですが、私個人の意見としては、発毛には最低限の科学的要素は必須であるけれど、医学者や科学者が忌み嫌うところの非科学的要素も発毛には非常に大切な事であると考えています。
確かに自毛植毛のような外科的処置なら西洋医学の分野でしか対応は難しいでしょうし、感染症による脱毛であれば皮膚科のお医者さんでなければ治療は難しいと思います。
しかし、一般的な薄毛・抜け毛といった脱毛症は細菌の感染や疾病というものではありませんし、その原因・要因も十人十色ですから「これが原因だからこれで効果が上がる」といった単純な対置が非常に困難であるのです。
つまり、抜け毛・薄毛の原因をひとつに特定することは困難であるにもかかわらず、育毛剤による頭皮のみの対症療法がどれほど効果があるのか、冷静に考えれば容易に想像に足るとは思いませんか?