Q:1 |
いつも同じ場所で髪を分けると、そこが薄くなるというのは本当ですか? |
Q:2 |
冷え性で困っています。「冷え体質」と髪の毛、何か関係あるんでしょうか? |
Q:3 |
発毛革命のシャンプー等と現在使っている育毛剤を併用しても問題ありませんか? |
Q:4 |
髪は毎日洗ったほうがよいのですか? |
Q:5 |
夜シャンプーするのと朝シャンプーするのはどちらがよいのですか? |
Q:6 |
季節の変わり目に抜け毛が多くて気になります。どうしたらいいですか? |
Q:7 |
シャンプーをしてもすぐにフケが出て、地肌が痒くなります。良い対策はありませんか? |
Q:8 |
シャンプーしてもすぐにアブラでベタベタするんですが、洗い方が悪いのでしょうか? |
Q:9 |
ヘルメットや帽子を長時間かぶるのは髪に良くないというのは本当ですか? |
Q:10 |
白髪は抜くと増えるというのは本当ですか? |
Q:11 |
髪の毛が薄くなるのは遺伝なので仕方ないのでしょうか? |
Q:12 |
毛染めやパーマを続けると髪が薄くなると聞きました、本当ですか? |
Q:13 |
髪の為にはドライヤーを使わない方がいいというのは本当ですか? |
Q:14 |
リンス・コンディショナー・トリートメントの違いって何ですか? |
Q:15 |
コンブやワカメといった海藻類を食べると髪に良いと聞きましたが本当ですか? |
Q:16 |
夜更かしは髪によくないと言われるのはなぜですか? |
Q:17 |
最近、ストレスで髪が薄くなったような気がします。やはり何か関係あるのですか? |
Q:18 |
円形脱毛症になってしまったのですが、放って置けば自然と治るものなんですか? |
Q:19 |
パソコンやテレビゲームのやり過ぎは髪が薄くなると聞きました。本当ですか? |
Q:20 |
髪を剃ると太い毛が生えてくるというのは本当ですか? |
Q:21 |
体毛が濃い人はハゲやすいというのは本当ですか? |
Q:22 |
ズバリお聞きします。どの育毛剤が一番効果がありますか? |
Q:23 |
薄毛・抜け毛の症状で治りやすいものと治りにくいものというのはありますか? |
Q:24 |
タバコは髪に良くないと聞きましたが、具体的に何が良くないのですか? |
A:24 |
タバコは髪だけに留まらず、我々の健康にとって良い影響を与えてくれるものは皆無と言っていいでしょう。
愛煙家の方であればその一服が何よりの心の清涼剤になりますが、吸わない方にとっては百害はあっても一利も無いただの煙です。
基本的なタバコの害や作用というものは「煙草と化学物質過敏症」のコラムで述べていますので、そちらをご覧頂くとして、ここでは髪に特化してタバコがどのように影響を与えるかをお答え致します。
まず、タバコが髪に影響を与える最も大きな害としてニコチンの作用による毛細血管の萎縮があげられます。
タバコを吸うとニコチンが体内に取り込まれ、その作用により毛細血管が収縮し、皮膚の温度を低下させる事は医学的にも証明されています。
心臓のから上にある器官で最も重力の影響を受けやすい頭皮に関しては喫煙後数分にも満たない時間で1℃〜3℃も一気に頭皮表面温度が低下します。
この事からもお解かりのように、毛細血管の萎縮は単純に毛根への血流量を減らしてしまいますので、毛根に充分な栄養が行き届かなくなるという事になります。
また、タバコの煙には大量の一酸化炭素が含まれていますので、本来、酸素を運ぶはずの赤血球内のヘモグロビンに強力に結合するため、慢性的な酸素不足となりますので、毛母細胞の代謝が落ち、充分な毛根の肥育ができなくなってしまいます。
加えて喫煙は悪玉コレステロールを酸化コレステロールに変化させ、変化した酸化コレステロールは、血管の内腔に付着し、血管が詰まりやすい状態になり、慢性的な結構不良と血管の老化に繋がり、動脈硬化の原因にもなります。
このように単純に血流を阻害する要因となる事だけでも二重三重の悪影響を髪に対して与えてしまうものである事だけは確かでしょう。
また、タバコは体内のビタミンCを大量に破壊・消費します。
人体には平均1200〜1500mg.のビタミンCの備蓄が必要とされ、成人が1日で摂取するビタミンCの平均摂取量は120〜130mg前後です。
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タバコ1本当たり、約25mg.のビタミンCを消耗すると言われていますので、4〜5本程度の喫煙だけで成人の平均摂取量120〜130mgのビタミンを使い切ってしまいます。
ビタミンCが不足すると、皮膚の真皮層を構成するコラーゲンの生成が妨げられ、頭皮が弾力性を失い、硬くなる事にも繋がっていきます。
また、喫煙による影響は頭皮だけに限らず、内分泌ホルモン系にも影響を及ぼし、副腎皮質ホルモンの合成不足を招くだけでなく、体内の女性ホルモンの活性を妨げるため、ホルモンバランスの異常を引き起こす原因にもなります。
それと意外と知られていない事ですが、タバコはニコチンによる交感神経の活性化と喫煙による満足感から来る副交感神経の活性化という相反する効果を同時に与える行為であるために、自律神経系のバランスを崩しやすく、ストレスの抑制機能の低下を招いてしまいます。
自律神経失調症の患者さんにとって、タバコはストレッサーとして最もタブー視されていることからも、ストレスに大きな関わりを持っている事は間違いありません。
つまりは、ストレス解消のつもりで吸っていたタバコが、実はストレスを発生させていた原因でもあったのです。
当然ですが、髪の生成にとってストレスや免疫系の低下はかなりのダメージを及ぼします。
このように血行不良、酸素不足、ビタミン不足、細胞の老化、免疫系の低下、ストレスの増長、代謝の低下・・・数え上げればキリが無いほどその悪影響は多岐にわたるのです。
確かにタバコは一時的なリラックスに繋がりますし、気分転換には最適なリセットアイテムである事は否定しません。
それに一度体内に取り込まれたニコチンの作用は2時間程度で消失すると言われていますので、1日3〜4本程度の喫煙であれば、さほどニコチンによる弊害は残りませんし、毎日少し多めにビタミンCを補給してあげればビタミンC欠乏にならずに済むでしょう。
しかし、体内の酸化コレステロールや肺胞に付着したタールによる酸素交換力の低下はどうすることもできません。
タバコは健康にとっても髪にとっても甚大な毒性や被害をもたらすものである以上、決してお薦めできるシロモノではありません。
タバコを一本吸っただけで、即、髪が薄くなるということはありませんが、長い目で見ると一つも良い事はありませんので、速やかに禁煙を実行されることをお薦めします。
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Q:25 |
毛染め効果のあるヘアクリームのような製品は発毛に影響はありますか? |
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〜以降随時追加予定
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