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「飲めば効く」健康食品の誤解と真実

～健康であるために～

◆健康食品の間違った知識

皆さんは日頃の健康維持にどんな物をお使いですか？

コンビニで手に入るサプリメントですか？
薬局・薬店で手に入る健康食品ですか？
それとも通販等で手に入る高価なダイエット食品ですか？

日常の健康維持を目的とした人、はっきりとした体調の改善を求める人、ダイエットや美肌を目的とした人、それぞれいろいろですよね。

でも、こういった商品を求める際に皆さんに共通した誤解があるんです。

たとえば同様の健康維持を目的とした健康食品が2つあったとします。

製品A：
「使い始めて何日か経つが、効いているのか効いてないのかよくわからない」

製品B：
「使い始めてその日からなんだか凄く良い感じが実感できた！」

と、こういった実感できる部分がはっきりと分かれるケースがよくありますよね。

では、皆さんはどちらの商品をチョイスしますか？

ほぼ9割以上の方がBを選択するはずです。

健康食品は口コミで広がる部分が多いので、即効性のある物はすぐに広まりますし「効果がある」という実感が何より大変喜ばれます。

ですから、Bのような商品は良く売れるのです。

私ですか？私は迷う事無くAを選択します。

「何故？」と思われるかもしれませんが、それはこっちが聞きたいくらいです。
だって、食品ですよ？

健康食品に即効性があってはならないんです。
これは非常に危険な事なんです。

例えばですよ

「納豆が身体にいい」と言われて次の日から納豆を食べた途端、次の日から体調が激変すると思いますか？

・・・するわけありません。

健康食品はあくまで「食品」です。
ですから、少しずつ体質を変えていくものでなくてはなりません

中には
「健康食品なんて所詮、食品なんだから、効果なんてある訳が無い」
「医薬品のように科学的に作用が認められない物は何の根拠も無い」
という人もいます。

食品というものは我々の肉体の維持に必要不可欠な物です。
特殊な作用をするしないに関わらず生きていく上で欠かす事ができないものです。

中には特別な効果・効用が化学的に認められる食物に関して特定保健用食品（トクホ）の肩書きを厚生労働大臣が許可しているものがありますが、トクホの食品だけ食べて健やかな成長や健康維持ができるわけではありません。

必要な栄養素に加え、ミネラルやビタミンを上手に摂取することではじめて健康的な肉体と精神を維持できるわけです。

そして間違いなく言える事は、食べた物が分解・吸収され肉体を構築しているという事実です

間違いなく、我々の肉体の生成に作用している訳ですから「何の根拠もない」と言い切るのはいささか乱暴な考え方なのではないかと思います。

但し、先程も申し上げましたように食事からの改善というものは即効性がありません。

ですから、どうしても実感できるまでに時間がかかったり、ゆるやかに改善される為に実感として感じられないというケースがしばしばあります。

でも、健康食品とは本当は、そうあるべきなのです。