当店は日本発毛協会加盟店です |
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毛染めをするなら有害物質を含まない本物の天然ヘナで
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〜 健康であるために 〜 |
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◆天然染料ヘナ
原産地は北アフリカから西南アジア(インド、中国南部)に自生しているミツハギ科の木の葉を粉末にしたのがヘナです。
最近でこそ美容院でのカラーメニューでは一般的になりつつあるため頻繁に耳にする事が多いヘナですが、既に1980年代中盤には日本にも輸入されていました。
しかし、天然素材染料であるため、色調の計算が難しい事や黒い髪にはほとんど発色効果が無い事、更に染めるのに時間がかかる事、茶〜オレンジの色しか出せない事などが災いし、一時の流行で収束してしまいました。
そして、20年の時を超え今日の天然志向のブームに乗ってまた脚光を浴びる事となったヘナですが、本物のヘナと呼べる物は本当に少ないのが現状です。
ちなみに純粋な天然のヘナは茶〜オレンジ色にしか染まりません。
ヘナを溶かすときに、コーヒーや紅茶を使ったりすると、少し色合いが変わったりする程度で、基本的にはオレンジより少し濃い色になる程度の色合いしか出せません。
また、白髪には染色した事がわかりますが、黒髪にはほとんど色の変化は表われません。
よく、美容院などで黒っぽい色で染める事ができるヘナを扱っているお店を見かけますが、あれは純粋なヘナではなく、ジアミン系の化学合成着色料を含んだ混ざり物のヘナで、一般的にはケミカルヘナなどと呼ばれています。
本物の純粋なヘナは、染めるのに数時間かかるのが普通ですが、ケミカルヘナは比較的短時間で染まります。
合成染料が添加されたヘナは、普通のカラー剤よりもジアミン系の化学物質の濃度が少ないとはいえ、頭皮に触れる時間が長いだけにかえって体に悪い影響が残ります。
ヨーロッパ各国ではこうした合成ヘナの有害性について研究が進んでいるようですし、ドイツでは既に合成ヘナの使用は禁止されています。
日本ではまだまだヘナに対する認識と取り扱いがあいまいで、多くの美容院でも手軽で簡単に発色する合成ヘナを多様しているケースが目に付きます。
そういったヘナを「天然」として売り文句にしている店は避けたほうがよいでしょう。
また、巷ではヘナが育毛に良いと言われていますが、私的な見解を申し上げさせていただくとヘナのハーブ成分が浸透して育毛に良い結果をもたらすという事はあまりないと思われます。
むしろそれよりも、毛根にダメージを与える化学染料を使わない事によって、脱毛に繋がる原因を取り除く事になりますから、薄毛になりにくいということなのではないかと考えます。
また。ヘナは髪の表面に吸着する性質が強い為、細い髪をふっくらと一回り太く見せるという効果も手伝って髪が濃くなるという錯覚を引き起こしているのではないでしょうか。
ですが、現実問題として、化学薬品を使わない天然の染毛料はヘナ以外の選択肢はありません。
何でもかんでもヘナは素晴らしいと手放しに賛辞するつもりはありませんが、ヘナはインドで古くから使い続けられてきた安全性の高い染毛料であり、その独特の臭いさえ気にしなければ肌にも髪にも優しい優れた天然染料であると言えるでしょう。
但し、その独特の染め上がりの色合いなどは好みがはっきり分かれてしまうかもしれません。
日本人はやはり黒っぽい染め上がりを求める方が多いと思われますので、その場合はヘナに木藍(もくらん)やマカ、アムラといったハーブや黒砂糖を混ぜたり、ヘナで一度染めた後にインディゴ(藍染)で更に上塗りすると比較的落ち着いた色調が得られます。
その辺の細かいテクニックは、他のヘナ専門サイトや天然のヘナを取り扱っている美容院で教えてもらえると思いますので、ここでは割愛します。
繰り返しますが、私は無理にヘナを薦めているわけでも否定している訳でもありません。
髪を染めるという行為に関しては、個人の趣味や尺度というものがありますので、私の口からは何とも伝えようがありません。
ただ、化学染毛料をできるだけ使わない事が育毛に対してはベストであるということだけは紛れも無い事実であろうと思います。
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