当店は日本発毛協会加盟店です |
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◆◆◆育毛剤は脱毛剤◆◆◆ |
皆さん心のどこかでいつか発売される事を心待ちにしてる方が多いのではないでしょうか?
「つければ必ず髪が生えてくる革新的な育毛剤」を・・・
皆様の夢を壊してしまうかもしれませんが、この際、はっきり言っちゃいますね。
「残念ながらそんなものはできません」
なんでだよ!何様のつもりだ!科学的根拠を言え!!お前みたいな奴にそんな事言われたって納得できないぞ!!etc.......という激しいブーイングが聞こえてきそうですねぇ…。
確かに、さまざまな育毛剤メーカーさんが売りにしている薬効成分が髪にプラスの働きをする事は全面的に否定はしません。
でも、何度でも言っちゃいます
「残念ながら育毛剤だけで髪がフサフサになることはありません」
髪は爪と同様に体内から発生するものです。
いくら優れた育毛剤であろうと、頭皮だけに栄養を与えて髪の毛を育てようとしても無理があります。
それは、先程のページでも話したように育毛剤は二次的な要素でしかなく、根本の原因改善には繋がらないからです。
それに、そもそも育毛剤が毛穴から毛根に浸透するまでに到達時間がどれくらいかかるか皆さんご存知ですか?
え?そんなのすぐに浸透するに決まってるだろ?
いえいえ・・・
我々の実験結果では常温で頭皮に育毛剤を塗布した場合、育毛剤が毛根に浸透するまでの到達時間は、実に3時間もかかるという事が判明しました。(ウォーターベースの育毛剤の場合)
3時間ですよ3時間。
育毛剤が毛根に浸透するまでの到達時間が3時間かかるという事はその間育毛剤が頭皮に留まらなくてはなりません。
それに、大抵の人は毛穴に皮脂が付着していますので、育毛剤を弾いてしまい、思うように育毛剤の成分を浸透させる事ができません。
では、各メーカーはどういう手法を取るかというと、余分な皮脂を分解し、速やかに毛根に成分が届くように大量のアルコールを製品に添加しているのです。
アルコールは皮膚刺激性もありますし、たんぱく質を変性させる性質を持っているので、連用すると角質が厚くなったり硬化するなどして皮膚表面の状態はむしろ悪化してしまいます。
しかし、安価で効果的に皮脂を除去できる事から、市販の育毛剤はそのほとんどがアルコールベースとなっています。
しかも火を近づけると発火するほど相当な濃度で添加されています。
そんな「火気厳禁・取り扱い注意」と掛かれた代物を何の疑いも無く頭に振りかけて髪が生えないかな〜なんて希望を胸にしてしまう訳です。
また、中には、皮膚を一気にアルカリ性にして、強制的に毛穴を開放させ浸透させたり、育毛成分の分子構造を細分化して頭皮のバリアゾーンを通過させ、毛根に直接浸透させるという、どう考えても人体によろしくない手法を、その実情を知られていないのをいいことに、採用しているケースもあったようです。
もちろん、全部が全部そんな危険な手法を取っている訳ではありませんが、育毛成分を届けようとする余り、その土壌となる頭皮自体の環境を悪化させていては何の意味も無くなってしまいます。
ウォーターベースの育毛剤ならそういった問題は起き難いのですが、実際に毛穴からの浸透が3時間もかかるという事実からも分かるように、少なくとも現時点では育毛剤の力だけで発毛を促す事は難しいと言えます。
ここまでお話しても
「危険性があっても構わないから、実際に効果を体感できる 育毛剤があるのならそれでいいから教えてくれ!」
そうお考えのリスキーな方もおられると思いますので、ちょっとだけそういう商品のお話をいたします。
具体的な商品名をここで挙げる事は控えますが、市販の育毛剤の中で特に医薬品の認可がされている商品は多少なりとも発毛の効果は認められます。
私の知り合いにも以前ミノキシジルを配合した育毛剤を愛用していた人がいました。
私はミノキシジルの危険性を知っていたので、彼には使用を控えるように常々言っていたのですが、その手軽さと医薬品という響きに負けてしまったようでした。
せっかくなので一応、経過を見させていただいたのですが、確かに使用開始から3ヶ月程度で産毛程度の発毛が何本か肉眼で確認できるレベルになっていました。それは本当です。
但し、産毛から徐々に太く長い毛に育っているか・・・
というと、正直、そこまでの効果は客観的には感じられませんでした。
でも、実際に産毛は生えてきたわけですから、継続して使用すれば、ある程度の毛量が得られるのかな?とも思っていましたので、その後の経過を楽しみにしてました。
しかし、だいたい半年くらい経った頃に彼はその育毛剤の使用をパッタリと中止してしまいました。
どうしてその育毛剤の使用を辞めてしまったのか聞いてみると、使用を続けるうちに、めまいや頭痛を頻繁に発症するようになり、日に日に体調がすぐれなくなってしまったからなんだそうです。
それもそのはず、ミノキシジルは人体への副作用が強く、発疹やかぶれ、動悸、めまい、手足のむくみ、体重増加、さらに心臓疾患を引き起こす症例が非常に多く、本場のアメリカでも長期の継続使用は危険ではないのか?という論議がされているのです。
また、中にはそういった副作用が現れない方もいますが、人間には薬品や外部刺激に対して耐性を生じる生理機能が元来備わっていますから、こういった製品を長期使用していくにつれ、段々と薬が効かなくなってきます。
いわゆる薬への「耐性」ってやつです。
耐性がついてきてしまうと規定量で効かなくなりますので、更に濃度を上げるか塗布する量を多くしなくてはなりません。
そうするうちに大量のアルコールやその他の化学成分も相まって、頭皮や毛根へ化学物質が蓄積され、深刻なダメージを与え、最終的には前より悪い状況にまで発展する事がほとんどです。
それに、意外と知られていませんが、この手の育毛剤は、ある特定の脱毛症にしか効果は発揮されず、前頭部からの脱毛や、若年性脱毛、出産後の脱毛、円形脱毛には全く効果がありません。
加えて、この手の育毛剤には必ずリバウンド現象というものが発生します。
リバウンド現象とは、よくダイエットで耳にするリバウンドと同じように、反動で前以上に悪化してしまう現象の事です。
育毛剤により一時的に生えてきた頭髪が、使用を止めた途端に一気に薄くなったり、大量に抜け落ちるという事が起きます。
そんな事あるわけないだろうとお思いの方は、その育毛剤の説明書によく目を通してみてください。使用上の注意に必ず書いてあります。
つまり、公言はしていませんがメーカーもリバウンドを認めている訳です。
ちなみに、その彼もリバウンドにより、使用を中止した途端に髪が抜け始め、結局、前以上に髪が薄くなってしまいました。
健康を害してまで得られた結果が産毛程度とはいかがなものかと思いますし、あげくに以前より薄くなってしまうなんて。本当に酷い話です。
誰が何と言おうとこれは私が現実に目の当たりにした事ですので、皆さんもくれぐれもご注意くださいね。
余談ですが、その類の育毛剤を長期使用した方は、残念ながら自然治癒力発毛法をもってしても、発毛は困難になります。
場合によってはご来店頂いてもお断りせざるを得ない場合もございます。
そういった事を踏まえた上で使いたい方はご自由にお使いください。
先程も言いましたが100人いれば100通りの脱毛の原因があります。
何のリスクもなく、育毛剤による頭皮だけの対処で髪が生えるという事は極めて難しい・・・というより不可能に近いのです。
人間にとって化学物質は異物です。ただの毒でしかありません。
しかし、育毛剤メーカーは、そんな話に一切触れる事はありません。
それどころか、たちどころに髪がフサフサになるかのような幻想を与えるCMで消費者を惑わし、肝心の恐ろしい副作用がある事をひた隠しにして暴利をむさぼっているのです。
まさに育毛剤は脱毛剤という事なのです。
終局的には脱毛を促進させてしまう危険性や副作用などの問題には蓋をして、一時的な目先の効力だけを前面に押し出した製品の多さや、それをよしとする企業の自己利益至上主義のスタンスにはもはや閉口するしかありません。
ちょっとキツイ言い方かもしれませんが、私はそういった製品を安易に使用してしまう消費者側にも少なからず責任はあると思います。
ですから、こうして私の与太話にお付き合いして下さっている皆様には、少しでも正しい知識を知っていただき、無駄な出費や負担を少しでも減らす事ができたなら幸いに思います。
では次に、この件に付随する事でもあるのですが、テレビでよく見かける育毛システムの実情をお伝えしなくてはなりません。
悩んでないでフリーダイヤルに今すぐお電話ください♪
なぁんて芸能人のCMに乗せられて、育毛するはずが増毛する羽目にならないよう、次のページを見てご一考ください。
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